前にも書いたように映画好きになったきっかけはSF映画でした。高校生の時に見たスピルバーグの未知との遭遇 ジョージルーカスのスターウォーズエピソード4でした。
未知との遭遇の巨大UFOが地上から離れるシーン スターウォーズの反乱軍が帝国軍の戦艦に追撃されるシーンなどCGのない時代に凄い撮影技術だなあと思います。
戦闘機にわざと泥を塗って現実感をださせる方法など独創的な演出はさすが名監督だと思いました。スターウォーズは最初ルーカスは99本ある壮大なスペースオペラを考えていました。しかし現実には出来ないので9部作になったのですがこれもルーカスがあまりタッチしていない中間三部作ep1-3はCGの多用により絵空事になり.凡作になったと思います。スターウォーズシリーズ明の部分のep4と暗の部分のep5が突出してい
ると思います。他SF作品として好きなのはリドリー・スコットのエイリアン ブレードランナー ジェームスキャメロンのターミネーターなどかなあと思います。他に好きな監督としてはポール ヴァーホーベンなんかも好きな監督の一人です。私が一番好きなクリストファーノーランのダークナイトもいくらでもCGが使える時代ですがあまり使っていません。凄い監督の次回作がとても期待されるのその演出力の高さです。スピルバーグのように興行受けを狙って駄作を作る場合もありますが.唯 スピルバーグの凄いところはシンドラーのリスト カラーパープルなどの芸術作品を作るための計算ずくで作っていると思えるところです。
SF作品は凄く好きなジャンルですが.唯 私が一番好きな作品は1972の旧ソビエト映画のアンドレイ タルコフスキーの惑星ソラリスです。
観念的な映画で戦闘場面などが一切出てこない作品です.内容を簡単にいうと惑星ソラリスという惑星を探索している隊員の話なのですが ここの海は人間の存在意識を具現化するところがあり主人公の隊員は自殺した元 妻に囚われそこから抜け出せなくなってしまうといった内容です。ハリウッドでもリメイクされているのですが.レベルがかなり違います。タルコフスキーは特徴的な撮影で水の使い方が抜群に魅力的です。
50歳半ばで亡くなっているのであまり作品がないのが残念です。