日本映画のベスト5として人間の條件全6部作 泥の河 浮雲 七人の侍 それからをあげたのですが.その他の作品もあげていきたいと思います。
6 魚影の群れ 相米慎二 1983
7 遠雷 根岸吉太郎 1981
8 駅 STATiON 降籏 康男 1981
9 狂い咲きサンダーロード 石井聰互 1980
10 となりのトトロ 宮崎 駿 1988
ここではは6位にあげている監督の相米慎二について書いていきたい思います 一般的に有名なのは薬師丸ひろ子主演のセーラー服と機関銃を取った監督です。他には斉藤由貴主演の雪の断章 情熱などを撮っており最初はアイドル映画的な少し撮影方法がうまい(セーラー服と機関銃のなかではストップモーションなど独特な撮影方法をとっています)監督だと思っていましたがそれほど好きではなかったです。ワンシーン ワンショットの撮影方法が特徴的な監督で魚影の群れの中では夏目雅子が高台から自転車で降りてくるシーンがとても印象的でした。当時は年に100本以上映画を見ていた時代でしたがほとんどが洋画で日本映画はあまり見てませんでした。唯 この映画を見て認識が変わりました。ワンシーン ワンショットだけでない海上シーンの生き生きさが伝わってくる映像が素晴らしく.なかでもラスト付近の佐藤浩市が大マグロを取るために命を懸けるシーンには衝撃を受けました。当時は黒沢作品のアクションシーンなどはある程度見ていましたがあまり知らなかったため新鮮に感じたのかもしれません。