ベトナム戦争の破壊  戦場

 ベトナム戦争を扱った映画は沢山あるのですがここでは戦場シーンの悲惨さを表しているものを見ていきたいと思います。まずハンバーガヒル(1987 ジョンアーヴィン監督)という作品でベトナム戦争に送り込まれた若者たちがハンバーガヒルと言われるところで次々に倒れていくという内容なのですが.相手がほとんど現れてない映像の為少しだれてしまう内容になっています。


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 私がベトナム戦争の戦場を描いた作品の最高だと思うのは地獄の黙示録(1979 フランシス フォード コッポラ)という作品で味方の裏切り者を倒すためにどんどん戦地に入っていきそこで地獄を見ていくという設定で戦争の狂気を表しているところに興味が湧きました。その内容に加えて.ザ ドアーズの曲やクラシックの曲を効果的に使っているところや迫力のある映像はさすがゴッドファーザーシリーズの監督だと思いその当時学生であったためその内容というより.映像と音楽のため複数回見に行った記憶があります。そのなかで特に記憶に残っているシーンはサーフィンをするためベトナム人をヘリコプターの急襲で追い払うシーンです。一応マーロンブランドの演じている大佐を殺すための作戦で森の中にどんどん入っていくというストーリーはあるのですが.そんな内容以上に戦場がいかに人を狂わすかを卓越した演出力で表していると思います。

 先に挙げたハンバーガヒルなどとは全く違うレベルのまさに巨匠コッポラの作品といった内容になっていると思います。後に完全版とかが出ているのですがオリジナル版が適当な上映時間だと思います。


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