ミケランジェロ アントニオーニよりビットリオ デ シーカを応援しますよ

 イタリア映画の有名監督にミケランジェロ アントニオーニという人がいるのですが主に観念的なところを描いている人で恋愛は何も生み出さないことや世の中の不条理性を表したことで有名になっています。内容について下記の通りで道理にあわないことを映像に表現した監督です。デシーカの方は1月にアップした(デシーカ 2つの離れ方)のブログで現実の世界に注目してその問題点を取り上げるリアリズムの監督であると書いていましたが、ここでは彼の後期の代表作でもあり前にも紹介しており現在注目されているひまわり(1970)という映画を紹介します。


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 不条理性の作品ですが欲望(1966)という作品で 内容ですがカメラマンが公園で中年男と若い女性とのキスシーンを盗撮 撮られた女性の方がそのフィルムを返してもらうために要求しますが男ははすりかえたフィルムを渡します。フィルムを現像してみるとその場所に死体のようなものがあるので現場を見に行き死体を発見しますが 唯 男は何もせず帰ってしまいます。気になって次の日に見に行くと死体が消えてしまっているのです。何故 遺体が消えたのかやこの男の幻想だったのかも理由が語られず映画は終わってしまうのでよくわからない映画でしたが 唯 正しいと思っていることもよく見れば違う側面があることを表しているのかなと思いました。


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