デヴィッド クローネンバーグ   カナダ時代のカルトな作品も好きです

 私は以前一番好きなホラー作品はデヴィッド クローネンバーグ監督のデッドゾーンであるといったのですがこの監督は元々カナダの出身でその当時のものは 低予算のせいもあり有りとてもカルト的な作品です。唯 これらの作品があったからこそアメリカ資本の入った作品が出来たので才能が垣間見える作品であったかと思います。先ずスキャナーズ(1981)という作品で彼の初期の傑作といわゆる作品です。内容は人間の脳内をスキャンして相手の脳を破壊させる正義の超能力者対悪の超能力者の戦いを描いている作品です。


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 アメリカ資本が入ってから一番好きなのはヒストリーオブバイオレンス(2005)という作品で内容は過去の自分を隠してひっそりと家族と暮らしていたある事件がきっかけでその暴力性が復活していくという話ですが.それを彼独特のバイオレンス描写と家族愛をうまく描いているところで一流の作品にしていると思います。唯 こういった作品はアメリカ映画によくあるような展開なのですが.カナダ時代の独特な雰囲気の映像がここでもある程度加味されており面白い作品になっていると思います。


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