ウィリアム フリードキン       僅か3年で違ったジャンルの傑作を撮った凄い監督だと思います

 

 ウイリアム フリードキンという監督の凄さを感じたのが.元々はテレビ局に家の都合で10代後半で就職した人でほとんど映画の経験もないのにテレビ番組の制作を任されたことのチャンスを生かしたことにより映画デビューしたにもかかわらず30代初期には刑事アクション映画の最高傑作と言われているフレンチコネクション(1971)という作品を撮りアカデミー作品賞と監督賞という監督として最高の賞をとりその上にそれまであまり有名でなかったジーン ハックマン(主演男優賞をこの作品で取っています)をスターにした演出力を見せています。
www.youtube.com次はオカルト作品の最高傑作と言っても良いエクソシスト(1973)を僅かの期間に撮っているのです。説明の必要のないような有名な作品で大ヒットもしました。.実際にあった話の映画化だということなのですが.SFXと音楽を巧みに使い最初から最後まで緊張の連続する映画を作っているのは本当に凄い監督だと思います。唯 映画の製作にはその監督の思うようなものを撮るには相当の費用がかかるもので.その後の作品で興行的に失敗して思うようなものが撮れなくなることがよくあることなのですが.フリードキンもそのような感じでその後はそれほどの作品は公開出来てないと思うのでそのあたりは残念な感じがします。 


www.youtube.com