スパイダーマン        マーベル版よりサム ライミの方が面白いと思います

 サム ライミ監督の作品を最初に見たのが現在のスパイダーマンシリーズが始まったきっかけともなったスパイダーマン(2002)で5年間で3本作られたヒットシリーズになったのですが.その当時にしては凄いⅤFXの映像だとは思うのですが.それよりかは主人公のトビー マグワイアの気が弱くて優しい雰囲気の演技と超人的すぎない描き方がとても良かったように思いました。スパイダーマンは日本でも人気があり私が子供の頃にもアニメ番組がありスーパーマンのような宇宙人でないところが割と好きでよく見ていていた記憶があります。最近はマーベルブランドのスパイダーマンが主流だと思うのですが.サム ライミの演出の方が私は優っているように思います。


www.youtube.com

 この映画がきっかけでサム ライミの過去の作品 ダークマン死霊のはらわたシリーズを見たのですが.一番印象に残ったのは彼のデビュー作の死霊のはらわた(1981)で私はホラー作品もある程度好きなのですがスプラッター物はもうひとつでしたが.この作品はこの監督の特徴である怖いのに面白いという要素がとてもうまく入っており.キューブリックシャイニングでも使われていたステディカムでの映像をうまく取り入れた撮影も魅力の1つでした。ストーリー的にも面白くこういう作品は途中で嫌になることも私の場合割とあるのですが.そんなことはなく最後まで面白く見てしまいました。これがデビュー作だということを考えれば監督として成功するのも納得という感じがします。


www.youtube.com