ゲイリー オールドマンという俳優はロバートデニーロのように映画ごとに色々な役を演じている印象があるのですが.デニーロアプローチという言葉があるようにデニーロは役に近づけて体形などを変化せているという感じであるのに対してオールドマンは彼の持っている普通でない雰囲気が映画に出たときに強調されているように思います。私が彼の映画を最初に見たのがドラキュラ(フランシス フォード コッポラ監督 1992)という作品でコッポラ監督がホラー作品を撮った事と豪華なキャスティング(キアヌ リーブス ウィノナ・ライダー等)に興味が湧き見に行ったのですが彼は映画の中でドラキュラ役を演じていたのですがそれまでも映画には出ていたのですが見たことは無かったのでその普通でない雰囲気に引き込まれました。前年のJFK(オリバー ストーン監督 1991)の中でケネディ狙撃犯のオズワルド役で出ていたので起用したと思うのですが吸血鬼役という普通でない役にコッポラはうまく起用したなと思いました。
彼の作品はその後も注目しており有名監督の話題作(ハンニバルやダークナイトシリーズ等)に出ていたのはほぼ全て見ているのですが.私が一番好きな作品はナタリーポートマンのブログの時に挙げていたレオン(リュック ベッソン監督 )の中で悪徳刑事役を演じており主人公の殺し屋役のジャン レノ以上のアクの強さを見せており殺し屋が良い存在に見える程の存在感を出していたと思います。