ロジェ  ヴァディム              なぜこんなにモテるのかと不思議に思っていました

 ロジェ ヴァディムという映画監督は美人女優とばかり結婚しているというイメージが強いのですが.女優がブリジット バルドー カトリーヌド ヌーブ ジェーン フォンダという大女優が相手だからだと思います。この監督の有名な作品は前回のブログで取り上げた素直な悪女(1956)という作品でその当時18歳で結婚していたブリジットバルドーを一躍大スターにしてしまう演出力を見せています。その後彼は離婚してまた映画に美人のファッションモデルをしていたアネット ヴァディムを起用して映画は成功して結婚しています。血とバラ(1960)という映画をたまたま深夜のテレビで見た時にこの監督の存在を知ったのですが.今でも彼の作品の中では一番好きな作品です。吸血鬼伝説の話で吸血鬼が住んでい居たといわれる古城の持ち主の婚約者がその一族の吸血鬼にとりつかれていると思われるいとこの女性に嫉妬心を抱かれ命を狙われるが最後はいとこの女性の死(事故で心臓に気が刺さり)によりハッピーエンドを迎えるといったものでした。


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 アネットとはこの後すぐに離婚して今度はアメリカの当時まだ無名の美人女優のジェーンフォンダと結婚します。ここでもまた得意の女性をうまく描く演出力をみせ彼女を一躍有名女優にしますが しかしまたうまくはいかずまた違う女性と結婚されたようです。一見するとプレイボーイの典型例みたいな人物ですが実際は女性のほうが監督を利用していたのではないかと思います。以前にジェーンフォンダのブログの時にあげたバーバレラは好きな作品なのですが.ここでは年上の再婚相手の息子に恋愛感情を抱いたために全てを失う女性を描いた獲物の分け前(1966)という作品をあげたいと思います。


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