ウルトラセブン               脚本のクオリティの高さでとても好きでした

 最近 劇場版の新作であるシン ウルトラマンが配信し始めたのですが子供の頃に(最初はウルトラℚという作品でウルトラマンは出ていませんが)ウルトラマンのシリーズが始まったので懐かしさもありつい興味が湧き視聴しました。そんな中でウルトラマンのシリーズで一作だけ異質の感じがして当時から私が好きだったのがウルトラセブンでした。その理由は他の作品はウルトラ兄弟の助けがあるのですがセブンは人間の助け以外は無かった点です(実際はすぐ倒されるようなカプセル怪獣というのが3体いましたが)何か孤独な戦いをする点で暗いところがあったかもしれませんがとても魅力的でした。第一期のウルトラマンの時にもタッチしていた実相寺 昭雄という前衛的な映画監督の貢献もかなりあったのかと思います。無常(1970)という作品で長編映画のデビュー作にもかかわらずロカルノ映画祭でグランプリを取ったほどの実力のある人物を円谷プロが起用したところにウルトラシリーズの成功の一因だと思います。


www.youtube.com

 次にウルトラセブンの中で傑作と言われているのが金城哲夫が脚本を書いたノンマルトの使者(第42回)で現在の地球人が侵略者でノンマルトという海底にる生物こそ元々地球にいた生物だというもので子供番組らしくないとても考えさせられる作品だったと思います。金城哲夫という人物が沖縄の出身の人物で太平洋戦争の時に本土から捨てられたような形になっていたことがその一因だとも言われています。


www.youtube.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

、じつは過去に先住民を追い出して地球を征服した侵略者だったのかもしれないというスケールの大きなSFドラマ