ロブ ライナー監督のスタンド バイ ミー(1986)は彼の作品では一番有名でクオリティも高いと私自身も思っている作品です。わずか23歳で亡くなっているので出演している作品は少ないのですが．有名監督の演出が続いたため出演作品的には恵まれている俳優だと思います。印象に残っている作品としては旅立ちの時（1988 シドニー ルメット監督）という作品も好きな作品です。監督のシドニー ルメットはアカデミー賞に何度もノミネートされ．アカデミー名誉賞取った監督ですがこの作品でもクオリティの高い演出をしていると思います。ここでリバーは両親が犯罪者で逃げ回っているなかで恋愛などのいろいろな経験を踏み成長をして 最後は両親から独立していく役を演じていますが．この作品でわずか18歳でアカデミー助演男優賞にノミネートをされるという凄い才能を見せています。
今も大活躍しているキアヌ リーブスとの共演のマイ プライベート アイダホ（1991 ガス ヴァン サンド監督）という作品も彼の作品の中では好きな作品の1つです。この作品の中で彼は孤児生活のために男娼として暮らしている青年を演じていますが．ストリートで暮らすなかでの色々な体験を20歳ぐらいの年齢でみごとに演じていたと思いました。この作品で彼はヴェネツィア国際映画祭で主演男優賞をとっており上記の作品も含めて本当にすごい俳優であると認識できます。唯 この2年後には麻薬の大量摂取で亡くなっていますが．非常に残念なことで日本にもこのような俳優はいますが．リバー フェニックスは特に残念な俳優だと思います。
