ツイスター      最新の続編はヤン デポンの時より撮影は凄くても衝撃は少ない気がします

  ヤン デボンは撮影監督として有名なオランダ出身の人物で同じオランダ出身のポール ヴァ―ホーベンの作品の氷の微笑(1992)などのヒット作も手掛けた映画監督でツイスター(1996)ではティーブン スピルバーグ監督(製作総指揮)の支援も受けスピード(1994)に続いて良い作品を発表したと当時は思っていました。
 ツイスターはアメリカの竜巻多発地帯で研究を続ける夫婦を描いたもので.現在ではCGでいくらでも凄い映像が撮れるのであまり驚かないのですがこの当時にしてはかなり驚いた映像になっていました。後から知ったのですがジョージ ルーカスが作ったSFX会社I L Mが特殊効果を担当していたということで納得しました。スピルバーグやルーカスの協力もあり面白い作品になっていたと思います。この作品から約30年が経ち日本の作品でさえも驚くようなものができるようになっているのですが、特撮ばかりで内容が伴わないものもあるのでそんな作品を見るのは時間の浪費と考えることもあります。


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 最新の続編はまだ見ていないので評価はできないのですがパニック映画の中で続編を作って大失敗をしてしまったものとしてあげたいと思う作品の中で一番に思い出す作品はポセイドン・アドベンチャーロナルド ニーム監督 1972)という作品で大波により真っ逆さまになった船からの脱出劇なのですが、その当時は劇場で見たのではなくいまと違って毎日放映していた映画劇場の一本として見たのですがとても面白い作品でテレビの小さい画面でもとてもインパクトがあったものだと記憶しています。その続編として作られたのがポセイドン・アドベンチャーアーウィン アレン監督 1979)という作品で前作のヒットの余勢を使って船の中に実は金塊があったなどという話を追加して最後は金塊の争奪の為の銃撃戦など付け加えてストーリーを考えたのだと思うのですが.オリジナル版の価値を下げる失敗作になってしまいました。


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