フランシス フォード コッポラ             最初の10年までのクオリティの高さを維持してもらいたかったと感じています

 フランシス フォード コッポラ監督はティーブン スピルバーグ監督と比べてやや年齢が上ですが私の感覚から言えばほぼ同時代に活躍してたように感じます。しかし スピルバーグは現在でもかなりのクォリティの作品を発表していますが.コッポラは1980年までの作品とそれ以後ではかなりの差があるように思います。コッポラのベスト作品はゴッドファーザーPARTⅡ(1975)だと私自身は思っているのですが.ゴッドファーザーシリーズは3部作なのですがその中では3作目のクォリティが落ちるように思います。1979年製作の地獄の黙示録までの作品までの1972年のゴッドファーザーや次の作品のカンバセーション 盗聴(1974)などこの当時まだ30代前半とは思えない程の演出力を見せています。スピルバーグも若い時から大活躍しているため何か共通している物を感じていました。70年代のこの4作品はいずれもカンヌ映画祭アカデミー賞で最高賞を取っています。


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 ここまでは何と凄い監督だと思っていたので地獄の黙示録の次のミュージカル映画ワン フロム ザ ハート(1982)に私の好きな女優であるナスターシャ キンスキーが出演しているということもあり公開されるとすぐに劇場に行った記憶があるのですが.期待はずれの作品で残念に思った記憶が鮮明に残っています。この後も当時の若手スター総出演のアウトサイダー(1983)やコットンクラブ1984)やタッカー(1986)なども見たのですがどれもあまりクオリティの高い作品には思いませんでした。強いて言えば1980年代以降で好きな作品と言えば好きな俳優であるキアヌ・リーヴス ゲイリーオールドマン ウィノナ・ライダーが出演していたドラキュラ(1992)ぐらいかなと思います。


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