2024-01-01から1年間の記事一覧

ウォルター ヒル       40年経過してもの私のベスト音楽映画はこの監督の作品のままです

最近 偶々昔のヤヌスの鏡というドラマを見て思い出したのが劇中で使われていたテーマ曲をクライマックスで使用していたストリート オブ ファイアー〈1984〉という映画でした。当初は劇場では見ていなかったのですが、翌年のキネマ旬報の読者選出のベストワン…

フュリオサ           怒りのデスロードの前日談でしたがこの年齢でこのパワーはあらためて凄い監督だと思います

この凄いと思った監督とはジョージ ミラー監督です。若い頃初めて見たマッドマックス(1979)で強烈な印象を受けたのですが主演のメル ギブソンのワイルドな演技と共にハリウッド映画に無い無国籍性なもの感じられとても新鮮に感じました。この時代は私の見…

シザーハンズ          36年ぶりにリメイクされたビートルジュースがヒットしていましたが私自身はこの作品から監督には注目しています

ファンタジーと言えば普通は最後に心が温かくなってほっとするようなものなのですが、そんなジャンルの中にブラックな要素をとてもうまく取り入れているのがティム バートン監督の作品群です。初めにティム バートン監督を良いと思ったのはジョニー・デップ…

ガーディアンズ             この映画の人たちに配慮して球団名が変わりました

今年はメジャーリーグを日本のプロ野球に物足りなさを感じていたこともあり割と見ていた記憶があります。そこで活躍していたのが最近までインディアンズという球団名だったガーディアンズでした。そのチーム名の由来にもなっていたインディアンが重要な登場…

キタノブルー         ソナチネぐらいの時が良かったと思いますが最近は現実的過ぎてあまり好きではありません

北野武の映画を初めて見たのがその男凶暴につき(1989)というものでしたがその時の話題として元々は有名監督の深作欣二が多忙のためスケジュール調整ができずに主演のビートたけしが脚本を大幅に変更するという条件で受けたということでした。お笑いタレン…

ゴーンガールやセブン          デビュー作が有名監督の後で目立たなかったのですがこれらの作品で並んできたと思います

セブンやゴーンガールなどサスペンスの巨匠といわれるデヴィッド フィンチャー監督は現在も60歳くらいでまだまだ活躍しそうな監督なのですが.最初に撮った作品がエイリアン3(1992)という作品でエイリアンシリーズの最終作でした。 しかし リドリー スコッ…

ルネ クレマン  先月亡くなったアランドロン作がリメイクされるほど有名なのですが初期の反戦映画の方が印象に残っています

リメイクというのはリプリー(アンソニー ミンゲラ監督 1999)という作品で主演 マット ディモン他に助演としてグイネス パルトロウ ジュード ロウというその当時大人気だった俳優を起用した作品でした。只 ある程度原作が同じで話題にはなったと思うのです…

ツイスター      最新の続編はヤン デポンの時より撮影は凄くても衝撃は少ない気がします

ヤン デボンは撮影監督として有名なオランダ出身の人物で同じオランダ出身のポール ヴァ―ホーベンの作品の氷の微笑(1992)などのヒット作も手掛けた映画監督でツイスター(1996)ではスティーブン スピルバーグ監督(製作総指揮)の支援も受けスピード(199…

ゴッド・スピード・ユー!BLACK EMPEROR      以後の作品から注目していますがその中に夏に思い出す火まつりという作品があります

柳町光男監督に実際に興味をもったのは彼の長編第二作の十九歳の地図(1979)を見た時からでした。とても暗い作品でで新聞配達をしている予備校生が気に食わない家の地図に✖をつけていたずら電話をして欲求を満足させるものでしたが、この作品を気に入って尾崎…

オリンピックで明るいフランスですが      暗いロバの映画のオマージュを見てオリジナルを見たくなりました

昨年のキネマ旬報ベストテンの洋画の4位に入ったイエジー スコモリフスキ監督のEOイーオー(2022)という作品は私が学生のころに見たロベール ブレッソン監督のバルタザールどこへ行く(1966)のオマージュ作なのですがEOの方はサーカスから逃げ出…

パリ テキサス              ヴィム ベンターズはサム シェパードとのコンビによって最高傑作を作ったと思います

サム シェパードの出演作を最初に見たのが俳優として出演していたライトスタッフ(フィリップ カウフマン監督 1983)という作品でした。脚本家としての彼は私が一番印象に残っている女優であるナスターシャ キンスキーが出ていた作品でテス(ロマン ポランス…

ドナルド サザーランド キーファー サザーランド              お父さんの方が先月亡くなられたのですが個性的な親子だったことを思い出しました

ドナルドの作品を初めて見たのがフェデリコ フェリー二のカサノバ(1976)という作品でフェリー二はイタリアの最高の映画監督と思っていますので作品の映像力はピカイチだと思っています。そんな映画の主役としてドナルドのその独特な顔(顔がとても長くガッ…

ノルマンディー上陸作戦         80年経ちましたが米が勝った戦争より負けた方の映画に興味があります

アメリカがベトナムに介入して起こったベトナム戦争がアメリカが歴史上最初に負けた戦争なのですが.先ずその作品を何度となく挙げてきたスタンリー キューブリックのフルメタル ジャケット(1987)は彼のベトナム戦争をテーマにした作品でした。彼の特徴と…

テルマ&ルイーズ      アメリカンニューシネマの復活みたいだったので当時とても好きだった記憶があります 

最近4K版がリバイバル上映されたのでこの作品のことを思い出しました。私はアメリカ映画らしいハーピーエンドの作品で無い映画が割合好きほうでしたので.1970年代のイージーライダー 俺たちに明日はない そしてバニシングポイントなどの作品が女性版と…

フランソワ トリフォー        最近リメイク作を見てオリジナルの良さを感じました

最近華氏451(ラミ バーラニ監督 2018)という作品を見たのですがこの作品は極度に機械化され情報化されている世界を描いている映画です。その中で人間に思考をさせコントロールさせる書籍を読むことを禁じられた世界を描いたものですがリメイク作のほ…

スピード             電車をバスにうまくアレンジしていると思いました

キアヌ・リーヴスの初期の代表作といえば私が考えるのはスピード(1994 ヤン デボン監督)なのですがそのなかで警察官役を演じ短髪が似合っていてとてもかっこ良い役だと感じました。簡単な内容を言えばバスに爆弾が仕掛けられ時速80キロ以下になれば爆発し…

アンジェリーナ ジョリー            最近ブラピのDVが話題になっているので彼女を思い出しました

アンジェリーナ ジョリーとブラット ピットは現在でも活躍していますが.ブラット ピットは現在でもアクション物に出演していますが.ジョリーのほう女性ということもあるのか持ち前の演技力を生かして抑え気味の役をこなしているという印象があります。私の…

ナチュラル       野球のシーズンですが個人にスポットを当てているところが魅力的でした

野球映画と言えばがんばれベアーズやメジャーリーグシリーズのようなチームの特徴とか面白さを描いているものが多いと思うのですが.ナチュラル(バリー レヴィンソン監督1984)は個人にスポットを当て見事に人間ドラマにしていると思います。 若い時に天才…

オッペンハイマー     アカデミーで7部門取ったことよりノーランの新作ということに期待を持っています

私は映像力のある監督が好きで先ずフェデリコ フェリー二そしてスタンリー キューブリックそしてクリストファー ノーランの作品をよく見ていましたがノーラン以外の2人は亡くなっていますので彼の新しい作品には期待を寄せています。そんな彼が原子爆弾の生…

ペットセメタリー       最近似た作品を見てキングの映画ではかなり成功した作品だということを思い出しました。

最近 橋本環奈主演の禁じられた遊びという映画を見たのですが.この映画の元ネタだと思われる作品がペットセメタリ―(メアリー ランバート監督 1989)という作品で続編やリメイク版も出るほど人気があった作品です。スティーブン キング原作の作品なのですが…

ポーランド         ウクライナ侵攻から2年経ち経ち当初から注目されていましたが私が注目していたのはこの二人です

先ず最初は私が一番好きな女優だったナスターシャ キンスキーを一躍有名にしたテス(1979)を撮ったロマン ポランスキー監督でした。ポランスキーは父親がユダヤ人のために子供の頃母親がナチスに捕まりアウシュビッツで虐殺されおり.身の安全のために各地を…

マチカネワニ             激動の年明けでしたが古代中国のこの動物が今年の干支のモデルという説があるそうです。

今年は辰年ということで竜が出てくる映画で私が一番好きな作品を挙げたいと思います。おじさんがこどもに読んでいる本から物語が展開するネバーエンディングストーリー(1984 ウォルガング ベータ―ゼン監督)という作品でその当時主題歌(現在も時々CMなどに…

フェイル セーフ           羽田の事故がありこの映画の事を思い出しました

核戦争の恐怖を描いた未知への飛行(原題 fail safe シドニー ルメット監督 1964)という作品はコンピューターの度重なる誤作動でアメリカの爆撃機が核爆弾をモスクワに投下してしまうというストーリーなのですが.この映画でのフェイルセーフは戦闘機がそこ…

ラーゲリより愛をこめて            私のベスト邦画に比べておとなしめでこのぐらいなら楽に見れると思いました

最近 二宮和也主演のラーゲリより愛をこめてを見て私の今まで見た邦画のベスト3作品を思い出しました。全て白黒映画で(一作品は意図的カラーを外してるのですが)人間の條件(小林正樹監督) 浮雲(成瀬巳喜男監督) 泥の河(小栗康平監督)なのですが.こ…