テルマ&ルイーズ      アメリカンニューシネマの復活みたいだったので当時とても好きだった記憶があります 

 最近4K版がリバイバル上映されたのでこの作品のことを思い出しました。私はアメリカ映画らしいハーピーエンドの作品で無い映画が割合好きほうでしたので.1970年代のイージーライダー 俺たちに明日はない そしてバニシングポイントなどの作品が女性版として復活したようでうれしく思った記憶があります。最初に劇場に行ったきっかけはエイリアンブレードランナーなどを撮ったリドリースコット監督が手掛けていた作品だということでしたがこんな痛快な悲劇も撮れるのだと彼の才能の豊富さを感じた作品でした。ある一つのことがきっかけでどんどんと暗転していくところはさすが一流監督の演出だと感じました。


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 アメリカンニューシネマの中で私自身が好きなのイージーライダーとバニシングポイントといった乗り物をを使った作品なのですがそういうところもテルマ&ルイーズが好きなところです。そんな中で私が一番だと感じる作品はイージーライダー(1969 デニスホッパー監督)という作品でいわゆる広大なアメリカ大陸をバイクのふたりが旅をしていくという内容で音楽も有名で現在でもたまに耳にするいわゆるロードムービーです。こちらは内容的にはバイクに乗ってアメリカ大陸を横断する若者がその土地土地で出会う色々な体験を描いているのですが まだまだ人種差別や世代間格差などがかなりある時代のアメリカですので行くところ行くところでトラブルに巻き込まれてしまいます。そのことよってひきおこされる有名な悲劇のラストシーンにへと話は進んで行きます。テルマ&ルイーズは社会状況がベトナム戦争時のような状況ではないために少し明るさがあって年齢を重ねた現在では割と楽に見れる作品だと思いました。


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