とても好きなアメリカンニューシネマ 2選

 ベトナム戦争の事を書いたブログのアクセスが割合多いので それを反対する立場から描いているアメリカンニューシネマというジャンルの中で有名であり且つ とても評価の高い映画をあげていきたいと思います。先ず 俺たちに明日はない(1967 アーサーペン監督)という作品でボニーとクライドというカップルがあることがきっかけで意気投合して強盗や殺人を繰り返して旅をしていく話で内容は簡単なものです。この映画は二人が犯罪を繰り返しているのですが弱いものからは奪わないという性格付けをし 少し爽快とした気分になる要素を適度に入れているため見ていて心地良いところがあります。そのような形で見せておきながら最後の有名なラストシーンでその当時の若者の悲劇のようなもの視覚的に焼き付けさせるとてもうまい演出だと思います。


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 次も有名な作品ですがイージーライダー(1969 デニスホッパー監督)という作品でいわゆる広大なアメリカ大陸をバイクのふたりが旅をしていくという内容で音楽も有名で現在でも時々耳にするいわゆるロードムービーです。こちらは内容的にはバイクに乗ってアメリカ大陸を横断する若者がその土地土地で出会う色々な体験を描いているのですが まだまだ人種差別や世代間格差などがかなりある時代のアメリカですので行くとこ行くとこでトラブルに巻き込まれてしまいます。そのことよってひきおこされる有名な悲劇のラストシーンにへと話は進んでゆきます。最初に見たときの衝撃はかなりのものがありました。


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