フェイス オフ               ジョン ウーの作品で発想が面白い作品なので一番好きでした

 ジョン ウーは香港時代に男たちの挽歌シリーズで一躍有名になりハリウッドも進出した監督ですが.ハリウッドに渡ってからはその製作費の予算や俳優の豊富さで大監督になったように思います。ミッションインポッシブルレッド クリフシリーズなどが有名ですが私が 一番好きな作品はフェイスオフ(1997)という作品でジョントラボルタニコラスケイジの共演の作品で内容として極悪犯罪者が実直な刑事の顔を剥がして付け替えるといったものでしたが.演技派の2人の起用でとても面白いものになっていたと思います。


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 顔を整形して犯罪者などが逃走するという映画としてはその年のキネマ旬報でベストワンになった阪本 順治監督 2000)という作品が実際の福田 和子という容疑者をモデルにしたものが有名で35歳独身の女性がふとしたことがきっかけで妹を殺害して逃亡をするといったもので整形を繰り返して時効ギリギリまで逃亡するのですが.結局は整形をしても限界はあり最後は捕まってしまいます。フェイス オフの映画のように他人の顔をつけかえることができたら完全に逃げ切れることができるのですが.しかしそんなことは実際には無理なのですが.もしそんなことができたらという発想からきた映画でした。そんな発想から出てきているテレビドラマに10年程前にFACE-MAKERがあったのですが他人と顔をつけ変えた人物は結局は不幸な最期を迎えるという否定的なもので新しい良い人生を送れないところが面白く割と好きなドラマでした。


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